・IIS

webサーバには、他にもさらにさらに、IISというものもあります。
IISとは『Internet Information Service』の略です。
バージョンがいくつかあって、5.0、6.0などがあり、私が知るところの最新は7.0のようです。(10年末時点)
Windows Server 2003系のOSのためのソフトで、マイクロソフトから提供されています。
VistaOSからは、一般用のPCにも標準装備されるようになりました。

このソフトについては他のフリーソフトと違い、独自の仕様なので
PHPやperlの設定方法についても、今までの物とは違います。
でも一応、DL/インストール/必要ファイルの移動・コピーまで同じようにやっておいた方がいいでしょう。

・前準備
コントロールパネルより、『プログラムと機能』を起動する
⇒左のメニューにある、『Windows の機能の有効化または無効化』を選択、クリックする。
⇒『Internet Information Service』項目のトップのチェック項目にチェックをつけて、OK

インストール完了までかなりの時間がかかりますが、これだけで
Webサーバに必要なソフトがインストールされたことになります。
再起動して、挙動を確かめましょう。
機能や設定を確認、変更する場合は、すべてのプログラムのメニューから、『IIS7.0』の
『InetMgr.exe』を開きましょう。すべてのプログラムメニューの中にないのであれば、直接の場所(ダイレクトアドレス)は
C:\Windows\system32\inetsrvフォルダの中にあるはずです。



0.タグの設定
特になし。普通にHTMLを表示することができます。

1.XMLの設定
こちらも特になし。ブラウザによって見え方が変わるのもあるかも。(FireFoxとか)

2.PHPの設定
・ISAPI フィルタの追加
フィルタ名=PHP、実行可能ファイル=C:\php\php5isapi.dll
・ハンドラマッピングの追加−>スクリプトマッピングの追加
実行パス=*.php、実行可能ファイル=C:\php\php5isapi.dll、名前=PHP

3.perl
CGIでの設定と同じことを、要求パスで『*.pl』にするだけで良い。
ブラウザ上でも実行できるようにするならば、cgi-bin下で作った、
web.configをコピーしてくる必要がある。

4.webサーバ
・表示するディレクトリ設定
左メニューのプルダウンメニューを潜っていきましょう。
 ユーザー⇒サイト⇒Default Web Site・・・
ここをクリックすると、右メニューに『サイトの編集』というタブがあります。
その中の『基本設定』にて、『物理パス』項目の入力の中にアドレスを指定してやれば、
表示したいファイルのルートディレクトリを決めてやることができます。
DDNSを駆使して自宅サーバを提供するまでの手順では、今まで紹介した中でもっとも簡単と言えます。

5.CGI
『default web site』にて、右クリックし仮想ディレクトリを作る。
エイリアスを『CGI』にして、物理パスはCGIを格納しておきたい場所を指定しておく。
その中の『IIS』タブでハンドラマッピングを選択し、『スクリプトマップの追加』をする。
要求パス=*.cgi、実行可能ファイル=C:\usr\bin\perlis.dll、名前=CGI でOK


■家にルーターやハブがある場合 複数のPCがある場合、どのPCにアクセスするようにするかを明確にするために 以下の作業を行う必要がある。 モデム側の設定で、IPアドレスとDHCPサーバ、ポート転送設定をする。 本機で本機にアクセスすると、モデム側のログイン画面が表示されることがある。 c:\windows\system32\drivers\etc\にある、 hostsファイルの中に、IPアドレスを書く。 (コマンドプロンプトで、ipconfig /allと打つと、全てのIPが出る。) 優先となっているもののIPv4を左側に入力、 インターネットで調べた自分のIPを右側に入力して再起動する。 ping IP で、そのIPが生きているかどうかを確かめる。 タイムアウトになったら接続できていないことになる。