pattern.patを作る

基本的なリストが作れるようになったら・・・
って、え!?pattern.patって、別に気にすることないw
それでもちょっと触れてみましょう。

パターンメイカーにより作られるパターンファイル。
バイナリデータですので、作ったら特に気にすることはないと思われます。
詳細は不明ですが、このファイルの中には、bmp.lstで決めた、
何番目の絵のデータを、ピクセルどの位置からどの位置までを表示させる
というデータの集合体があるんだと思っています。

もしchara.bmpが2個あって、chara.bmpとchara2.bmpの内容が違うのなら、
それに合わせてパターンファイルもpattern2.patとする必要があります。
しかし色が違うだけなら特に2個目を用意しなくてOKです。

□例外的な処理の追加
chara.bmpに直接何らかの絵を追加しても、motion.lstでその絵を
(絵の下の方に追加したなら既存する番号以降の適当な番号で)表示させようとしても残念ながら表示されません。
それはパターンファイルで、何番目の絵をどのピクセルからどのピクセルまで表示させる という情報がないからだと思います。

そこで、他人が作ったchara.bmpの中に、自分が作った任意の絵を無理やり突っ込んでみちゃいましょう!

・用意するもの
0.別のmotion.lst
1.別のchara.bmp
2.別のpattern.pat
3.自分が作ったbmp.lst
4.自分が作ったchara.bmp
5.自分が作ったpattern.pat
6.chara.bmp生成ツール『パターンメイカー』
7.バイナリエディタ(stirとか)
文字だけの説明になってわかりにくいかも。ご容赦下さい。


1.確認
まず、別のchara.bmpというのが何番の絵まで使われているのかを確認してください。
チェックリストとmotion.lstがあれば確認しやすいです。
例えば既に600番目まで絵(pic)が使われていたなら、
600個以上の違う画像を作る必要があります。


2.追加画像の生成
bmp.lstで600番以上だけにしたり、600個同じ画像では意味がありません。
頭のいいことに、chara.bmpやpattern.patは重複するデータ部分を節約している模様ですw
600個以上の違う画像データ(ダミー)を作ったら、別のchara.bmpに追加したい画像を
600番以降に指定して追加していき、chara.bmpとpattern.patを作成します。
すでに制作したことのあるキャラの素材をかき集めまくってなんとかします。


3.追加画像の切り張り
出来上がったchara.bmpの任意の画像部分(別のファイルに追加したい部分)を
別のchara.bmpに適当に切り張りします。まぁ一番下がいいでしょう。
画像の大きさを変更して追加します。


4.pattern.patの編集!
ただ単に絵の追加をするだけなら、違う画像を600個必要としません。
問題(?)はここです。
出来上がったpattern.patをstirなどのバイナリエディタで読み込み、
全選択、コピーします。
そして別のpattern.patの一番下に丸ごと追加してください。

任意の部分だけ追加したいなら、追加したい画像だけのバイナリデータ部分を確認しておくことをお勧めします。
0〜600がダミーで601〜650が追加したい絵なら、この時のpattern.patと
0〜601がダミーで、追加したい絵を602〜651までにした時のpattern.patの差分を見比べてみて、
差分がある部分以降が追加したい絵のバイナリデータになっていると思います。


5.変更ファイルの確認
あとは別のmotion.lstに追加したpic番号を実際に書いてみて、
追加した画像が別のchara.bmpに含まれているか確認してみましょう。
ちなみに、自分で作った時の番号通りになっていない可能性が大ですが
600以降どこかの番号にあるはずです。
逆に、実は600個ではダミーが足らなかったということもありますので
その時はダミーを追加してやりなおします(同じ画像じゃだめですよ)。


6.完了
以上、かなり幼稚で無理やりなやり方ですが、これでできることはできます。
例えばこれで、他人様制作のルガールに聖ソルをストライカー召喚させる と言ったことも可能になるわけです。
ですがバイナリデータをいじっちゃってるので、どうなるかわかりません。
一応自分で確かめたところ特に不具合は出ていませんが、バイナリデータの重複部分はどうなっているんだろうw

実はうちの聖ソルのEXはこのようにしてグリードセバー(屈HS)とバンデットブリンガー(JHS)が追加されています。
HDDが逝っちゃって、聖ソルの元素材が飛んだの・・・orz

まぁ他人様の制作物を変えちゃうのはあまりよろしくないかもしれませんが、
自分で遊ぶ分には良いと思います。
元々そのつもりはなく、できないかなとかどうなるんだろうという勉学好奇心的な意味で覚えましたが
興味が出た方は一度試してみてください。