『宇宙船をもっと壊しちゃった!』 「未夢っ!早くそっちの宿題見せろーぉよなぁ〜!」 彷徨が朝早くから未夢に大声で叫ぶ。 「彷徨の方こそ早く理科の宿題見せてよねー!」 「はぁ〜ぁ・・・何でお二人はいつもこうなるんですか・・・。」 ワンニャーはルゥを抱いて溜息。 「だぁーっ☆」 「ペポーっ!」 ルゥとペポは調子を合わせて叫んでいる。 「はい、未夢さん、彷徨さん、ここに朝食置いておきますからね〜!」 「ペポ〜〜っ!」 ペポだけはワンニャーのこの言葉に反応し、喜んで食卓にやってきた。 「あっ!ちょっと彷徨!まだ私それ見てるのに!」 「ちょっとわかんねえ所が出てきたから、見直そうとしただけだろ!」 ワンニャーが台所から未夢たちを呼んでいるが、未夢たちはテーブルで宿題を見せ合って いる。が、ほとんど口喧嘩ばかり。 「もーう!彷徨ったら見せてくれたと思ったらすぐ引き戻すんだからぁ!」 「んならもう見なくていいよ!自分でやれっ!」 「だぁ〜っ☆」 そこへルゥが宇宙船の上に乗って飛んできた。 どうやら未夢たちに遊んでもらいたいらしい。 「あっ、ダメじゃないですかルゥちゃま。宇宙船持ってきちゃ危険ですよ〜・・・。」 「もうっ!彷・・・徨・・・ってあ、ルゥくん!ダメじゃないUFO持ってきちゃ!」 「何騒いで・・・ってルゥ何でUFO持ってきてるんだっ?」 「だーぁー☆」 「あ、いけなーい!彷徨!もう登校時間!」 「あっ、ヤッベ。未夢もう行くぞ!」 「じゃあねルゥくん!帰ってきたら遊んであげるね!」 「あう〜マンマッ!パンパッ!」 ルゥは未夢と彷徨が去るのが寂しくて未夢たちを邪魔してしまった。 UFOに乗ったルゥが、未夢たちの前に立ちはばかる。 「だ〜ぁっ!」 「ルゥくん!お願い!通して!遅刻しちゃう〜!」 「ルゥ!良い子だから家で大人しくしてるんだ!」 「ゃ〜だぁ〜っ!」 そう言うとルゥは未夢と彷徨にぶつかってきた。 「ちょ・・・っとルゥくん!」 「え・・・っておい!」 どすーん。 ルゥはUFOと共に床にぶつかってしまった。 「う・・・うぇ〜〜〜〜んんん!!!え〜〜〜〜〜んんん!」 「ああ〜・・・ルゥくん泣いちゃった・・・彷徨が避けるからよ!」 「未夢だって避けてたくせに何でおれだけのせいに!」 「あ〜もう遅刻だ〜ワンニャーごめん!ルゥくんなだめてあげて!」 「あ〜・・・未夢のせいで遅刻だよ・・・それじゃあワンニャー悪いな!」 「えっ!あのっ、ちょっとっ・・・。」 「ウェ〜〜〜ンンウェ〜〜〜ン!!!」 「ルゥちゃま、ご機嫌直してくださいね〜っ・・・。」 「ペポ〜・・・?」 一人で朝食を終えてルゥの所へ戻ってきたペポは、ルゥが悲しんでいるのを見て自分も 悲しんだ。 「う〜ん、朝から未夢さんたちが喧嘩するからいけないんですよね〜!ルゥちゃま〜?」 「だ〜ぁっ!」 「ペッポ〜ぉ!」 ルゥは泣きながら起こっている。ペポも同調。 「とりあえず、わたしもやる事はやっておかないと・・・。」 そう言うとワンニャーはルゥを抱きながら家事をせっせとこなしていった。 そしてルゥはペポを抱いていた。 「まずはお部屋のお掃除ですよ〜っ。まあ順番はどうでもいいんですが、一つ一つ終わらせる こともまた重要なんですよ〜っ。未夢さんも彷徨さんも時間のある時に宿題一つ一つ終わらせ れば良いんですけどね〜っ?ルゥちゃま〜。」 ワンニャーは鬼の居ぬ間にと未夢たちの事を愚痴っている。しかし最近ルゥの相手をしてくれ ないから当然といえば当然かもしれない。 「あっ!今日はスーパーたらふくの豆腐が大安売りなんでした〜っ。後で買いに行きま しょう〜。思いついたらすぐ行動!優柔不断はいけないです〜っ。」 ワンニャーの事、これはみたらし団子を見つけたらすぐ買えと言う事なんだろう。 「未夢さんの部屋は意外と片付いてますね・・・彷徨さんの部屋は汚くないですが小説が 散ばらまきです。読んだらちゃんと後片付けをしなくてはなりません〜。」 ワンニャーの愚痴、留まる事を知らない。 だがこれはごく普通の常識?だからと言う事で、ワンニャーにとっては普通になってしまう のかもしれない。 「さて、次は皿洗いです。順番むちゃくちゃですね〜・・・未夢さんと彷徨さんは何も食べて いかなかったですが大丈夫でしょうか〜・・・・残りはわたしとルゥちゃまで食べましょう。 朝は大事なんですよね〜?ルゥちゃま〜。」 「だ〜ぁ〜・・・。」 ルゥは不機嫌そうに納得。未夢たちが居ないからどうしても寂しいらしい。ワンニャーでは 不服なのか。 「はいはい。帰ってきたら、未夢さんたちと遊んでもらいましょうね。」 ワンニャーは笑顔でルゥをあやす。ルゥは無邪気に笑ってくれた。ペポも、それにつられて ご機嫌。 ワンニャーも気を取り直して、今度はお風呂掃除。 「こうやってっ、見るとっ、結構っ、カビがっ、多いんですよね〜っ・・・ ゴシゴシ・・・。」 スポンジとタワシを交互に上手く動かしてお風呂掃除をしながら、ルゥを背負って手も 動かして。 「未夢さんのシャンプーは相変わらず高級ですね。ゆっくり使わないと後が持ちません。 彷徨さんのシャンプーはお得ものなので、どんどん使っちゃってもいいですかね〜? ルゥちゃま〜。」 ワンニャー一人で納得。ルゥくんを洗脳しちゃったらいけないよ。石鹸プラス彷徨の シャンプーでお風呂ピカピカ。 何でお風呂掃除なのに、髪洗いのシャンプーを使うのだろうか。ワンニャー間違っている。 ワンニャーはペポに彷徨のシャンプーを持たせて、お風呂の周りにかけまくっていた。 お風呂掃除を終えたワンニャーは今度は洗濯機に向かった。 「この洗剤、泡がたたないんですよね。地球にやさしいです。 ルゥちゃまも、地球に良い事しましょうね〜。」 「だ〜ぁ☆」 「ペポ〜☆」 ルゥ、激しく叫んで返事をする。どうやらワンニャーのあやしで機嫌が直ったみたい。 ペポもルゥが喜んでいるのを見て自分も笑顔。 洗濯も終えたワンニャーはリビングで一休みしようかと言うところで、UFOが転がっているの を発見。 「そうでした。宇宙船ここにあるんでした。・・・それにしても転がってから何か様子が おかしいです〜・・・。制御がおかしいです〜・・・。えっ、この光はっ!?なっ、 なんですかーっ!!」 UFOはガタガタと揺れ、突然真っ白のまばゆい光を放ち始めた。 するとUFOの上空間に白いホールが現れ、中から何か固体が数個飛び出してきた・・・。 「う〜ん・・・あ、あれれれ???ここはどこだろう???」 「・・・っチュー!?」 「あいたたたぁ〜・・・。」 「う〜ん・・・。」 (ぴょーん) (くしくしくしっ・・・!) 青い狸のような不思議な生物。ムササビのようなモモンガー。普通の人間の女の子。 トナカイの姿をした生物。白いイタチと、橙色のハムスター。 そしてUFOはまばゆい光を放たなくなり、消えてしまった。 ワンニャーは突然の出来事に驚き。突然出てきた彼らも、少し混乱している。 「だーぁ〜☆」 「ペッポ〜♪」 だがルゥとペポは大喜び。 「え・・・っと、わたしはシッターペットのワンニャーと申しますっ。あちらはルゥちゃまと ペポです。ところで、あなたたちは一体何者なんですかっ?」 ワンニャーが恐る恐る聞く。 「遅れました。ぼくドラえもんです!22世紀の地球の猫型ロボットです!ドラ焼きが大好き なんです。よろしく。」 「え・・・っと、モモン・ガーと言いまチュ。しょうゆのりせんべいが大好物でチュ。」 「あたしは春野カスミ。小学四年生の普通の女の子よ。」 「オレはチョッパー!医者なんだぜ!よろしくな!」 「あれ、この白いイタチさんと、橙色のハムスターさんはっ?」 「え・・・ぎゃあああね〜ず〜み〜〜〜!!!」 「あれ、ドラえもんさん、ねずみじゃないですよ〜。この白いイタチさんはオコジョですね。 こっちは多分ゴールデンハムスターって言うハムスターです。前に地球の本で読みました。 可愛いですよね〜?ルゥちゃま〜。」 「だーぁっ☆」 「ペポ〜♪」 「え、ねずみじゃないの・・・?でもやっぱり嫌だ!」 「ま、まあとりあえず向こうのほうで詳しい話を知りたいです〜っ・・・。」 ワンニャー『ところでどうして皆さんは急に現れたんですか?教えて欲しいです。       あ、すみません、わたしが聞いてる間ルゥちゃまの相手をして頂けないでしょう       か・・・?ではまずドラえもんさんから・・・。』 ドラえもん『ぼくは20世紀の地球から22世紀の地球へ用事でタイムマシンで帰るつもり       だったんだ。       そしたら急に時空が歪んで気が付いたらここに・・・。』 ワンニャー『タイムマシンって、時間を超えて行き来できるって言う未知の道具ですかっ?』 ドラえもん『22世紀の地球では、タイムマシンを使って旅行をする人だって居るよ。』 ワンニャー『何かわたしたちの母星のオット星と同じくらい発展しているんですね〜・・・       それでもこちらではまだ時間を操れる程ではありません。わたしも時空の歪で、       この西園寺さんの所へ来てしまいました。』 ドラえもん『そうだったんだ・・・ここ西園寺って言うの?』 ワンニャー『はい。こちらに住んでいる方々にお世話になっています。今、オット星の救助隊       が宇宙を飛んでこちら側に救援に来てくれているんです。       それまでココにお世話になる事になりました。』 ドラえもん『ところで、あのねずみどうにかならないのっ!?』 ワンニャー『ねずみじゃないですよ〜っ、イタチさんとハムスターさんです。もしかして       ドラえもんさんねずみとか嫌いなんですか?』 ドラえもん『ぼくは猫型ロボットで元々耳があったんだけどねずみにかじられて耳がなくなっ       ちゃったの!ねずみなんてこの世から消えちゃえばいいんだ〜!!!』 ワンニャー『そうだったんですか・・・ところでお腹のポケットはいったいっ?』 ドラえもん『これは4次元ポケットって言って、様々な道具を入れられるんだ。22世紀の       道具がたくさん入っているよ。』 ワンニャー『そのポケットの中にある道具で、あのイタチさんとハムスターさんの言葉は       皆さんにわかるようになりませんでしょうか?』 ドラえもん『え〜・・・嫌だけどしょうがないなあ。 ホンヤクコンニャク〜♪       これを食べると、相手が何をしゃべっているかがわかるようになるんだ〜。       相手にも、こっちの言葉がわかるようになるんだよ。』 ワンニャー『じゃあ相手に食べさせれば相手にわたしたちの言葉がわかってくれるんですね?       まるで動物の世界に入るみたいでロマンチックです〜っ!』 ドラえもん『それはいいけど〜・・・ぼくどうしてもねずみに似たのダメ!ワンニャーさん、       食べさせてきてくれない?ι』 ワンニャー『どうしてですか〜可愛いですよ〜。ルゥちゃま〜っ、これをそのイタチさんと       ハムスターさんに食べさせてあげて下さい。』 ルゥ『だ〜ぁっ!』 (イタチ)『モグモグ・・・お!これ上手えじゃねえか〜!』 (ハムスター)『モグモグ・・・あっ!おいしいのだ!』 カスミ『ひぇ〜イタチとハムスターが喋ったぁ〜!』 (イタチ)『ただのイタチじゃねえよ!オコジョって言う種類なんだぜ!おれはコジョピー!       よろしくな!』 (ハムスター)『ぼく、ハム太郎!よろしくなのだっ!へけっ。』 ワンニャー『おお〜、22世紀の地球は今のオット星よりも優れているかもしれません〜っ。       ドラえもんさん、ありがとうございました。ルゥちゃまの相手をしてあげて       くださいませんか?』 ドラえもん『お安い御用だよ!ルゥくん、か〜わいい〜・・・♪』 ワンニャー『それでは、今度はモモンさん、お話をお願いします。』 モモン『わたしは魔界警察官のモモン・ガーだっチュ。魔界に住んでる妖怪たちを管理するの     がわたしの仕事だっチュ。怖いものは嫌いだけど、妖怪は大丈夫でチュ。今日も、     犯罪を犯した妖怪を捕まえに行くつもりだったんでチュが突然現れた黒い穴に     吸い込まれて〜・・・。』 ワンニャー『わたしたちと同じなんですね〜・・・。地球には魔界なんて言う裏みたいな世界       もあるんですね。よくわかりました。       えっと〜、カスミさん、よろしくお願いします。』 カスミ『あたしは春野カスミ。小学四年生の女の子よ。パパとママが仕事であたしをお世話     できないからって、ヘナモンって言う生き物が住んでる霞家って所に預けられて居候     してるの。霞家にある不思議な扉を好奇心で開いてみたら、急に闇に吸い込まれ     て・・・・。』 ワンニャー『未夢さんと同じような状況ですか〜・・・。』 カスミ『未夢さんって、誰?』 ワンニャー『ここは西園寺って言う方のお家なんですが、光月未夢さんって言う人もココに       居候してるんですよ〜っ。未夢さんのお父様とお母様が仕事でアメリカに       行っちゃったので、こちらでお引取りなされているそうです。今は中学二年生で、       カスミさんより四つも上ですね〜。』 カスミ『家事と力なら負けないよ!』 ワンニャー『あははっ・・・未夢さんは全くその逆で、家事とか苦手みたいです〜っ。       力もほとんど彷徨さんに頼ってて・・・。』 カスミ『彷徨って西園寺さん?』 ワンニャー『そうですよ。お寺のお坊さんで頭も良いし力も良いしカッコイイし、学校では       モテモテみたいですね〜っ。』 カスミ『ふ〜ん・・・そうなんだ・・・。』 ワンニャー『それでは今度はチョッパーさん、こちらにおいで下さい〜っ。』 チョッパー『オレはトニー・トニー・チョッパー!チョッパーって呼んでくれよな!       オレはトナカイで医者なんだ!でも仲間と広大な海を航海してて、大嵐に       巻き込まれたと思ったら急に空に黒い塊が出てきて、どうやらオレだけ吸い       込まれちまったみたいなんだ。』 ワンニャー『そうだったんですか・・・。あ、ルゥちゃま、そのオコジョさんとハムスター       さんをこっちに連れて来て下さい〜っ。』 ルゥ『だ〜ぁっ!☆わんにゃっ!』 ペポ『ペッポぉ〜☆』 コジョピー『なっ、なんだやめろよっ!・・・あ・・・。』 ワンニャー『ルゥちゃま、乱暴しちゃダメですよっ。コジョピーさん、こんにちはっ。       コジョピーさんのことを聞かせて下さいっ。』 コジョピー『ああ、おれはコジョピー。オコジョって言う種類のイタチだ。       元は雪国で住んでたんだけどな。買主と雪山へ来た時、すげえ悪天候になっち       まって、風に吸い込まれたと思ったらここに飛んできちまったって訳よ!』 ワンニャー『ハム太郎さんもコジョピーさんとご一緒にやってきたんですかっ?』 ハム太郎『ううん。ぼくはちょっとお友達と旅行に行ってて、崖から落ちちゃって意識が      遠のいて、気が付いたらここに・・・。』 ワンニャー『そうでしたか・・・。皆さんの事が少しわかりました。それでは改めまして       もう一度自己紹介をさせていただきますねっ。わたしはルゥちゃまの子守り役の       シッターペットのワンニャーと申しますっ。ある日わたしはルゥちゃまと       オット星と言う、この地球から120億光年以上も離れたところから、時空の歪       に吸い込まれてここにやってきました。今では西園寺彷徨さんと、西園寺さんに       預けられている光月未夢さんにお世話になっています〜っ。』 カスミ『何だか、皆同じような理由でココにたどり着いちゃったのね・・・。』 ハム太郎『それよりっ、みんなにはわるいけど、はやくおともだちの元へ帰りたいのだっ!』 ワンニャー『そうですね・・・ドラえもんさん、22世紀地球の道具で何とかなりません       か?』 ドラえもん『う〜ん・・・肝心のタイムマシンがないから、ぼくもどうしようもない       よ・・・。世界が違うっても、どこでもドアっていう道具で移動もできない事も       ないんだけど、皆の生活してた時代が今と違うから無理だよ。』 ワンニャー『ちょっと待ってくださいっ、今、皆さんが下の世界へ戻れるかどうか       コンピュータで検索してみますっ・・・。       ・・・あっ!夕方に、ここ西園寺に巨大な時空の歪が現れるかもしれません!       それに乗じて行くしか手はないと・・・。』 オコジョ『じゃあそれまでここで遊んでろって言うのかぁ〜?』 ワンニャー『すみません・・・そういうことになっちゃいます。』 ハム太郎『何もワンニャーさんのせいじゃないのだ!ぼくたちが勝手に吸い込まれたから      いけないのだ!』 カスミ『ま、まあ吸い込まれたくて吸い込まれたわけじゃないけど・・・とりあえずココに     居るだけって言うのも暇だから、何かお手伝いできる事ないかな?』 ワンニャー『あ、でも家事はさっき終わらせちゃいましたし・・・。でもそう言えば       スーパーたらふくの豆腐の大安売りをまだ買いに行っていませんでした。       もうそろそろ開店時間の10時です〜。』 ドラえもん『じゃあ、そのおつかいはぼくに任せてよ〜。』 ワンニャー『それはダメですっ!ドラえもんさんのような格好の方が町へ出て行くと、宇宙人       だと疑われて解剖されちゃうかもしれません〜っ!』 ドラえもん『ぼくの所はそんな事なくて大丈夫なんだけど・・・それじゃあ、誰が行くの?』 コジョピー『おれがちょっくら行ってくらぁ!』 チョッパー『お前みたいなイタチが行ける訳ねーだろーっ。』 コジョピー『んだとー!イタチじゃねえー!ただのオコジョだと思ってなめんなよー!』 カスミ『一番無難そうなのはあたしだから、あたし行ってくるね。』 ワンニャー『それではカスミさん、よろしくお願いします。場所は地図を書いておきました       から。お願いのものはスーパーたらふくの豆腐です〜っ。あとついでにこれと       これも買ってきてくださいねっ。』 カスミ『何かいきなり人使い荒いねワンニャーさんって・・・。』 ワンニャー『すっ、すみませんですっ・・・それではよろしくお願いしますーっ!』 カスミ『任せてよ!』 ワンニャー『行ってらっしゃいませ〜っ。』 ルゥ『だぁーっ!』 ペポ『ペポーっ!』 ワンニャー『さて、これからどうしましょう?とりあえずやる事は済ませてしまいました       し・・・。』 チョッパー『イテテテ!この赤ちゃん、元気だな〜。』 ワンニャー『チョッパーさんは、ルゥちゃまの相手をして下さってても構いませんでしょう       か?』 チョッパー『ああ構わねえよ。子供は好きだからな!』 ルゥ『あーいっ☆』 ペポ『ペッポー!』 コジョピー『おれたちとも遊ぼうぜ!』 ハム太郎『あっ!コジョピーくんだけずるいのだ!ぼくも遊ぶのだ〜っ!』 ワンニャー『ドラえもんさんは、どうします?』 ドラえもん『じゃあ、ぼくの世界のお話でもしようか?』 ワンニャー『ぜひ聞かせて下さい〜・・・。』